バイオレンスという言葉が増えた現在

ここ十数年前からバイオレンスという言葉がよく聞かれるようになってきています。多くの人が一度は聞いたことがあるドメスティックバイオレンスとはどのようなものでしょうか。

これは夫婦間または内縁関係の間で起こる暴力全般をさします。今まではバイオレンスという言葉で連想されていたのは主に身体的暴力でした。

最近ではバイオレンスは精神的、経済的要素も含まれるようになってきています。家庭内暴力は大昔からあったことですが、この言葉が認知されるようになってきたことで社会的に問題視されるようになり被害を受けている人々が声を上げやすくなってきている現状があります。

先にも記したとおりバイオレンスには精神的・経済的暴力も含まれます。身体的暴力が行われている場合は、あざや傷などわかりやすい証拠が残ることもあり加害者側も控える傾向があります。

精神的・経済的プレッシャーは目に見えないことが多く、被害者もその状況に慣れてしまえば善悪の判断がつきにくくなっていることがあり、親しい第三者に相談することで自分の置かれている現状が普通でないことを初めて知るというパターンも少なくありません。

悪く言えば洗脳されていると言ってもおかしくないかもしれません。実はこの状態になるまでは被害者だけでなく加害者も無意識にやっていることが多いのです。精神的バイオレンスの中にモラルハラスメントというものが含まれます。

言葉や態度によって行われるモラルによる嫌がらせとも言え、この場合は徐々にゆっくり長い期間を経て被害者が洗脳されてしまうのが特徴です。この言葉も最近できたもので多くの被害者が訴えるようになったため表にでるようになってきました。

モラルハラスメントは明らかな暴力でないため、加害者側も悪気なく行っておりもっともタチが悪いと言えます。

その特徴は日本では欧米や欧州の国々に比べて男尊女子の文化がいまだに残っている国であることから、女性が我慢するべきという意識が強いことからこのような家庭内暴力を助長させてしまうことが多いと言われています。

このような問題が浮き彫りになってきたことで、配偶者を訴える裁判も増えてきているのも現状です。このような加害者は被害者が拒否しないという特徴を持っており、優しすぎる性格であることが多いと言われています。

たとえ夫婦間であっても礼儀はお互いに必要であり尊重は大切でありやはり度を越した行動は配偶者といえど注意する勇気が大切です。

相手から受けた行動・言葉などの現状に少しでも疑問を覚えた時は行政などに相談することをおすすめします。